人長果月さんへの言葉に至る過程 2

  • 2006.11.09 Thursday
  • 23:00
プロジェクタと壁(この作品の場合は床)の距離が長ければ長いほど画面は大きくなる。

映像は一度上に上がり鏡に反射し、観る物の足元に届く。
故に、「落ちる人」は観る者の頭に映る状態も時にはあるはずである。
観る者には自分の頭に映る映像が見えない。

私が観るときはなぜかその部屋に一人の時が多かったが、
複数人(多ければ多いほど)で観るとまた違った面白さが味わえただろう。

私から落ちる
私より墜ちゆく人
シンプルな部屋
平常。
私から落ちてゆく。
私の一部。
欠落していく。

人長果月さんへの言葉に至る過程 1

  • 2006.11.05 Sunday
  • 23:00
title:
「落ちる人」 (インタラクティブインスタレーション/2006)

この作品はインタラクティブ映像です。
 スクリーン上に立ってご鑑賞ください。
 作品にお手を触れないでください。


という注意書きもある。

「インタラクティブ」というのは、
「観る人が参加する」という意味でよいのだろうか。

この作品は会場の一角に作られた部屋の中にある。
真っ白い部屋の床にはプロジェクタで映し出された画面がある。
3m×2mほど。

その上に立てば、ゴオという音とともに、
足許から裸の人の映像が現れ、ゆっくりと落ちてゆく。
歩くたびに次々と自分の足許から人が現れ落ちてゆく。

落ちてゆく人は何種類かいる。
男。
女。
いずれも裸だ。
顔は見えない。
足や手は見える。

「落ちる人」は「落ちること」をつづける。

私は落ちてゆく人を見下ろしている。

人長果月さんの作品についての予備知識

  • 2006.10.31 Tuesday
  • 00:28
カーテンをあけると真っ白な床があるだけだが、それだけではありません。その上を歩くとなにかが鑑賞者の足元をついてきます。