瀬戸理恵子さんへの言葉に至る過程 2

  • 2006.11.09 Thursday
  • 23:04

段ボール
シングル
ダブル

1辺 60cmほどの立方体を積み上げる




蜘蛛の巣

自分の入る家を作る簑虫
蓑虫=鬼の子



海を渡る段ボール

箱から箱でないものに
そしてそれに覆われる


相反する
渦巻き

気配
かげ

フィリピン・バナナ


修行

蜘蛛の巣
うずまき
積み重ね

海を渡る


殻をつくる
海を渡る
かくれる
渡航の殻
もくもく

納まる

瀬戸理恵子さんへの言葉に至る過程 1

  • 2006.11.05 Sunday
  • 23:30
title:

1 Cut,glue,pile Vol.2  (段ボール/2006)
2 Circular carboard   (段ボール/2006)
3 Island of Rieko    (段ボール、新聞紙/2006)

いずれも段ボールを使った作品である。
私は以前、段ボール箱を作る町工場の工員をしていたこともある(約2年)ので、
なんだか懐かしい気持ちにもなる。

「段ボール」を英語で言うと“carboard”なのだそうだ。
段ボール関係の仕事をしていながら、調べたこともなかった。

「段ボールの歴史は古く、1856年イギリスで生まれました。
当時は包装材ではなく、帽子の汗取り用として使用されていました。
その15年後、アメリカで緩衝剤として実用化され、
やがてガラス製品や陶器品などの包装用として広まりました。
日本では1904(明治42)年に電球の包み紙として使用されたのが始まりです。
段のあるボール紙が使用されていたことから「段ボール」として親しまれてきました。」

(兵庫製紙株式会社HPより引用:http://www.hyogoseishi.com/contents/for_the_nature/002.html)

今年は、段ボール生誕150周年にあたるのだ。
故に、gallerism2006に、瀬戸さんの作品を始め、水垣さんと岡本さんの作品等、
段ボールに焦点を当てた作品が集ったのは、かなり奇遇なことではないだろうか。
(木内さんの作品の中にもわずかだが段ボールが使用されている。)


1の作品は段ボール紙を1cm幅に切ったものを正方形になるように
張り合わせ、それを積み上げていったものだ。
高さは約170cmほどある。

タイトルの「Cut,glue,pile」を直訳すると、「切る、接着剤(糊)、積み重ねる」。
瀬戸さん曰く、外国でも日本でもどこに行っても、作品を観た人に訊かれるのは、
「何を使って貼りあわせているのか?」ということ。

だから、タイトルに「glue」を入れた。

私は、公開制作中の瀬戸さんの側に木工用ボンドが置かれているので、
先入観として「ボンドを使用している」ことを知ってしまっていたが、
それを知らずに作品だけを観ていたならば、
でくっつけたのかわからなかったかもしれない。

瀬戸さんは黙々と公開制作として、段ボールを細く切っている。

修業のようだ。


★ 最終週の瀬戸さんの公開制作

11月 6日(月)     14:00〜16:00

11月 7日(火)     14:00〜16:00

11月 8日(水)     14:00〜16:00

11月11日(土)最終日  10:00〜15:00

瀬戸理恵子さんの作品についての予備知識

  • 2006.10.31 Tuesday
  • 00:29
床の上の平たい作品の、凹んだ部分は、瀬戸さんの型です。
瀬戸さんがすっぽり入ることができます。
瀬戸さんは広島市在住ですが、随時来場され公開制作を行います。